墨の選び方
墨のサイズ
1丁型 2丁型 3丁型 4丁型 ・・・・ 8丁型 9丁型 10丁型 16丁型 32丁型 日本 15g 30g 45g 60g ・・・・ 120g 135g 150g 日本は10丁型まで 中国 600g 300g × 150g × 75g × × 37.5g 18.7g
良くない墨の特徴
磨ったときガリガリと音がするもの、硯面に宿墨のカスの粒子や水泡が残るもの
新墨と古墨
古墨の特長は、以下の通りです。
①墨色の厚み
②芯とにじみの調和が美しい
③伸びがよい
④濃淡やにじみかすれによって墨色に変化がでる
但し、すべての墨が古墨になってよくなるわけではなく、製造過程で正しい工法や原料を用いることでのみ古墨としての特徴がでます。
※あまり古すぎてもよくありません
新墨は、まだ充分に水分が抜けていないため以下のような特長があります。
①墨が重い
②伸びが悪い
③粘度が強い
墨の磨り方
硯に水を数滴垂らし、あまり力を入れずゆるやかに大きく磨ります。
水はミネラルウォーターをオススメします。
墨が濃くなったら、硯の海へ押しやって、また数滴の水を丘に注いでよく磨ります。
ココに注意!
1.墨を磨る際、あまり力強く磨ると墨色の冴えがなくなりますので、ご注意ください。
2.硯の池に水をいっぱい浸して墨を磨ると、墨色が悪くなります。
3.磨り終えた墨の先はよく拭きましょう。劣化の原因になります。