落款水墨画を描き終わった後、その作品が自分の作品であることを示すために記す姓名、年月、字号、詩文などのこと
文字体を款記、印章を落款印といいます。
六法

中国南北朝時代、南斉(なんせい)の謝赫(しゃかく)「古画品録」にある絵画制作、鑑賞に不可欠とする6つの要点。
1.気韻生動(きいんせいどう) 対象を生き生きと表現
2.骨法用筆(こっぽうようひつ) 確実な筆線で描くこと
3.応物象形(おうぶつしょうけい)描写
4.随類賦彩(ずいるいふさい)=色彩
5.経営位置(けいえいいち)=画面構成
6.伝移模写(でんいもしゃ)=古画の模写

臨画古典的な絵画作品や技法的形式的に優れた内容の絵画作品を模倣しながら作品を描くこと
琳派桃山時代後期に興り近代まで活躍した装飾芸術の流派
本阿弥光悦、俵屋宗達らによってはじめられ、尾形光琳が大成し、酒井抱一が再興しました。
俵屋宗達のたらし込みの技法は、以後の水墨画全体に大きな影響を与えました。
連筆1本の筆軸に複数の穂を連結させた特殊な筆
刷毛の似たような表現ができ、ベタ塗りや仕上げときの上塗りなどに使います。
露鋒起筆のときに筆の穂先があらわれる用筆法
率直な線がえられます。
和硯日本産の石でつくられた硯
割筆筆全体に墨をつけて、寝かせながら絞り出すようにして穂全体を左右に扇状に開くこと
松葉や水の流れなど細かな線を一度にたくさん描くときに使われます。
腕法水墨画や書で筆をもって絵柄や文字を描くときの腕の動かし方

※まだ未完成ですので、今後も随時追加していきます。