長崎派 | 江戸時代、長崎を中心に起こった諸画派の総称 |
女字形 なじけい | 竹の枝の描き方の1つで、三方に伸びる枝を「女」の字の形に組んで描く方法 |
俳画 | 日本画の形式の1つで、俳句の詩的内容を踏まえて表現する絵画 その画面に題材となる俳句を讃して表現するものが多い。 江戸中期の文人である与謝蕪村は俳画の美を完成したとされ、その画風は呉春らに引き継がれました。 |
箔 | 金属の薄片のことで、主に装飾、下地などに使われます。 |
白描画 はくびょうが | 水墨による濃淡やぼかしを用いず、筆による線描きで対象物の輪郭だけを表した絵画のこと 白描画には、素描や下書き、粉本なども含まれますが、同一、単調な線の連なりだけで構成されるものは水墨画のジャンルに含まれないとされています。 |
撥彩山水 はっさいさんすい | 中国山水画の伝統的な描法 1.筆にたっぷりと墨を含ませて一気に風景を描き上げ、要所に色彩を重ねて墨に調和させる方法 色彩が際立ちます。 2.あらかじめ墨と色彩を調合して同時に筆に含ませて描く方法 墨と色彩が微妙に混ざり合って落ち着いた色調が表現できます。 |
破墨法 | 水墨の濃淡でものの立体感をあらわす技法 描いた墨部分がまだ生乾きのうちにそれよりも濃い墨を入れて、先に描かれたトーンを破るところからこのような名前がついています。 |
ひっかけ法 | 彩色法で、俳画によく用いられます。 1本の筆に主となる色を含ませ、その筆先に別の色を少しひっかけるようにしてつけて描きます。 この方法で2色のぼかし塗りが出来ますが、同時に複数の色をひっかけて行うこともあります。 |
仏画 | 仏像や仏教説話を題材にして描いた絵画 |
粉本 ふんぽん | 東洋画の絵の下書き、模写した絵画 胡粉ごふんで下描きしてから墨で描くことから名づけられました。 |
米点 べいてん | 点法 側筆を使って点を打ち、樹木をあらわすやり方で、創始者は宋代の文人「米フツ」 |
ぼかし法 | 水墨画の神髄とも言える技法で、墨色が濃から淡へ次第に薄く変化していくように描くこと 紙などの上に水を張り、一部に塗った墨、絵の具を空刷毛や筆で外方に向かって広げて墨の諧調を表します。 ドーサ引きされた紙を使うと描きやすいです。 |
墨彩画 | 墨と色彩を用いて描く絵画のこと 墨を基調とした絵柄に少し色を添えたものが墨彩画、さまざまな色とともに墨色を用いたものが彩墨画 |
※まだ未完成ですので、今後も随時追加していきます。